前作鉄騎では3速が一番燃費が良いとされていた。
では鉄騎大戦ではどうだろうか。
結論から言うと、5速が一番であった。
計測方法:同一VTの1〜5速それぞれに分けて、燃料が切れるまで走らせ、走り始めてから燃料が切れるまでの時間を測定、
最高速から各ギアでの本体燃料における走行可能距離を求める。
測定に使用したVT:ジャラN(タンク無し)
測定に使用したMAP:M00
3速、4速、5速を同時に測定開始して、ある時間たってから3人で燃料確認したところ、減り方がほぼ変らないことが判明。
予想以上に燃費が良く、当初予定していた20分を過ぎることがわかり、燃料が半分を切ったときの時間を測定した。
結果、どのギアでも10分で半分燃料を消費した。
また、ギアをNにしてアクセルを踏んでいても燃料は同様に減っていったため、アクセルを踏んでいれば燃料はギア、スピードによらず
減っていくことがわかった。
つまり、ジャラNの本体燃料はアクセル踏みっぱなしで20分で空になる。
また、オーバーライドは2分で燃料が無くなった。
これより、オーバーライド時は非オーバーライド時の10倍の燃料消費をすることが分かった。
燃料タンクはオーバーライド時で50秒で一つ空になった。
つまり、非オーバーライド時は約8分持つと思われる。
停止時にオーバーライドを使用し、燃料が切れるまでの時間は10分。
この結果から全く動かずに本体燃料が空になるのは100分だと予想される。
ギアによって燃費が変らないのなら、あまり意味の無いデータだが、目的であった走行可能距離の表を示す。
ジャララックスNの本体燃料における走行可能距離
ギア | 最高速度[km/h] | 走行可能距離[km/h] |
3速 | 64 | 21.3 |
4速 | 84 | 28.0 |
5速 | 159 | 52.9 |
機体を変えて再測定、使用したVTはボルテクス(タンク無し)。
ある程度想像できたことだが、ボルテクスも20分で燃料が尽きた。
ここからは予想になってしまうが、どの機体でも燃料の容量、燃費は変らないことが予想される。
整理すると
どの機体でも燃料容量、燃費は同じ。
1速だろうと5速だろうと、燃料消費は変らない。
オーバーライドの燃料消費速度は、通常の10倍。
意外だったのは、第1世代は燃費がよい、第2世代(特にジャラ)は燃費が悪いと、よく言われていたのだが、
これは嘘であり、オーバーライドの使い方のみが問題であったことである。