ジャララックスCにおける地雷テクニック

ジャララックスCにおける地雷テクニックとは、大きく分けて3種類に分類できる。
1つは地雷を後方に撒き、逃走する時に使う方法。
2つめは地雷を前方に撒き、敵と一定距離を保ちながら正面装甲を活かして戦う方法。
3つめは地雷を敵に直接当てる地雷アタックと呼ばれるテクニックである。

@地雷を逃走に使う。
ギアをN〜5に入れているとき、地雷は後方に射出される。
敵に後ろを取られた時にバックカメラを利用し地雷を使い逃走する。
基本的にジャラCの速度に追いつける機体はほとんどないので、逃げてしまえば大抵逃げ切れる。この際に地雷を使うとさらに追いかけられにくくなる。
さらに狭い通路に逃げ込めばさらに効果的である。

A地雷を使った後退戦
地雷を通路に撒き、それを盾にして距離を取り戦う。
ジャラCの正面装甲は300もあり、射程距離が短い武器は無効化できる。
おもな武器の射程距離を覚えておけば、無効化している攻撃は避ける必要するない。ただし、装甲値を無視する攻撃、特にDp-mis,T-GNDには注意すること。
屋外の通路ならNPMを副兵装に装備しておけばさらに有利に戦える。
これはジャラCの基本戦術となる。

B地雷アタック
地雷アタックは地雷を近接戦闘で使い、直接相手に当てる技である。
地雷は転倒属性があるため、一撃入ればほぼ撃破となる。
さらに脚部ダメージになるため、鹵獲しやすい。

地雷アタックの種類


1.カウンター
突進してくる敵に対し、カウンターをかける。
敵の速度に合わせて前方地雷で対処する。このとき、敵のマガジンラッシュをどれだけ回避できるかが生き残る鍵となる。
また、敵が直前でバックステップで回避したときはそのまま後退戦に移行する。


2.バックステップ地雷アタック(以下B地雷)
自ら敵に対し突進し、敵の直前でバックステップしながら地雷を撒く。
この技はダメージを受けやすいので、あまりイエロージャケット相手には使わないことが多い。
バックステップ直前の速度に関しては任意。5速でもかまわないが、速度があるほど難しくなる。
なおこの技は、ギアR→地雷→バックステップの順番にやると失敗(自爆転倒)しにくい。
矢印の間の間隔はかなり短く直感的な操作になるが、失敗の原因は大抵この順番が間違っているときである。
例えば、最初にバックステップをすると、バックステップ中に地雷を撒くことになり、前進時の勢いがあるためステップ後に前進し自分の地雷を踏む可能性がある。手順どおりにやれば、地雷を撒いたあとにステップをするので地雷と自機の間に距離を取れる。
なお、手順を間違えても敵に当てててしまえば何も問題はない。


3.サイドステップ地雷アタック(以下S地雷)
敵とすれ違うようにステップをしながら地雷を撒く。
最初に断っておくが、この技は難しく、パフォーマンス寄りでありあまり実戦で使うメリットはない。
この技の大きな利点は失敗時のリカバーをしやすいことにある(地雷をサイドステップで回避しながら前進できる=自爆転倒を防げる)。
B地雷は失敗後に自分の地雷を除去しなければ再び地雷アタックを仕掛けられないが、この技ならそのまま逃走するのも可能になるし、敵が停止したなら振り向いて地雷アタックを仕掛けることが出来る。
しかし、この技はB地雷以上に手順に注意する必要がある。
まずは手順から、サイドステップ→ギアR→地雷の順番。B地雷と異なることに注意。
何故この技は難しいのか、答えは一連の流れの中で停止しないことにある。要するに常に前進しているのである。
常に前進しているということは、相手に地雷を回避されたときに自爆転倒の可能性が高いということになる。
しかし、そもそもこのS地雷は自爆転倒を防ぐ効果もあるのに、何故自爆転倒の可能性があるのか。
例えば、サイドステップ後半に地雷を射出したとする(失敗に一番多いパターン)。地雷は計3つ射出され、大きくステップをしなければ避けられない。
しかしサイドステップ後半に地雷を射出すると、ギアをRに入れて地雷を撒く間にステップ距離を稼いでしまい、地雷を回避するのに必要なステップ距離が足りなくなってしまう。結果自分の地雷で転倒する。
また、ステップを大きく踏まないorバッテリーが足りないときも、ステップ距離が足りなくなる。
この問題はそれほどシビアな条件ではなく、特に動画のS地雷はステップ中盤に地雷を射出しているが、仮に敵にが回避したとしても地雷を回避できる距離は稼げているのが分かるだろう。
文章では簡単そうだが、実戦で使う場合、割とステップ後半で地雷を撒いてしまうのも現実である。
なお、このS地雷は失敗時にB地雷よりも撃破されやすい。なぜならB地雷の失敗時は敵に正面を向けているのに対し、S地雷の失敗時は敵に側面、背面を向けているからである。


4.変則サイドステップ地雷アタック
敵に対し通り過ぎると見せかけてサイドステップで距離を詰め地雷を撒く。
これは動画を見てもらった方が分かりやすいと思う。
この技は主に敵が停止か後退しているときに使う。
手順は、サイドステップ→ギアR→地雷。
基本的に敵は通り過ぎると思っているので状況さえそろえば当てやすい。
この技は大きな問題点がないのが利点だが、強いて言えばやや難しいのと、この状況ならB地雷のほうが手っ取り早いのが問題。
これもややパフォーマンス的な地雷アタックだが、割と出番はある。


5.後方射出地雷
敵に背後を取られたときに、バックカメラを見ながら後方射出地雷。
最初に断っておくが、これは苦肉の策であり、非常時にしか使わない。
地雷アタックの失敗時や後方から敵が背近してくるときにバックカメラを見ながら地雷を当てる。
この際バックカメラの向きと上半身の向きに注意する。
基本的に最終手段なので出来れば使うような状況にならない方が良い。


6.地雷落とし
高所から低所にいる敵に対し地雷を当てる。
地下MAPのテラス上から下、山岳MAPの崖上から崖下に対し攻撃できる。
この技の利点は敵に反撃手段がほぼないことである。
この技の大きな問題点はない。地雷を当てにくいことと、当てても逃げられやすいことは問題だが、利点の前には些細なものである。
狙える状況なら積極的に狙った方が良い。


7.高機動地雷アタック
上半身の背を敵に向け、高速で動きながら後方射出地雷。
パフォーマンス地雷アタックの最たるもので、あまり実用性はない。
利点は速度を全く落とさずに行えることだが、問題点はその比ではないほどある。
まず、カメラを敵に向けたとしても上半身が視界をふさいでいて前方が見えづらい。これは致命的で、敵との距離がわかりにくい。
次に、体当たりされやすい。他の地雷アタックに体当たりで対抗しようとするプレイヤーは少ないだろうが、この技はそもそも敵をロックオンしない上に、上半身を敵と正反対の向きに向けているため体当たりで止められると思われてしまう。
さらに、仮に当たったとしても追加攻撃の手段がない。
以上のことから使う意味はあまりない。ただし、この技は発展途上であり、今後つかえる技に昇華する可能性もある。

なお、この技を地雷アタックとして使うと使いにくいが、任意の方向に地雷を撒けると考えれば非常に便利な技となる。
例えば右方向から敵が接近しているときに上半身の背を右方向に向けて地雷を撒けば、ただ後方に撒くときよりは地雷を踏ませる可能性が高まる。


実戦へ導入したところ、思ったより効果はあった。(動画参照)


8.フロントステップ地雷アタック(F地雷)
前方にステップをしながら前面に地雷を撒く。
基本的に自機の速度が出ていないときでかつ、相手との距離が、数10mで地雷が当たる、という距離で使う。
この状況はB地雷が回避されたときに頻繁に発生する。
B地雷が回避されたら目の前の地雷を除去(後方に地雷を撒いてもよいし、手動射撃で地雷を破壊しても良い)し、この技で再び地雷アタックを仕掛ける。
手順はフロントステップ→ギアR→地雷。
ちなみにB地雷の手順を間違えるとこれになる。
もちろん、回避されれば自爆転倒する可能性が非常に高い。
この技は主に対高コストVT用である。


3の地雷アタックの動画

4の地雷アタックの動画

5の地雷アタックの動画
転倒してからの悪あがきで何とかなった例。

6の地雷アタックの動画

7の地雷アタックの動画(模擬戦)
高機動地雷アタック実戦ver
解説:何故こんな変則的な地雷アタックを使ったか。
この先の拠点でジャラNがリスポーンしていてさらに前からはジャラCが接近していた。この状況ならリスキルを優先したいが、耐久度も少なくなっていてジャラCの攻撃を受けつづけるわけにはいかなかった。つまりリスキルに向かう速度を維持しながら、ジャラCを足止めしなければならない状況であった。ここでとっさに高機動ならいけるんじゃないかと思い、実際に使ってみたところ、有効に使えた。
なお、リスキルには何とか間に合ったが、この後のジャラCとの不毛な戦闘(お互いミサイル以外は140-MGしか持たなかった)に負けた。
ちなみに相手のジャラCは耐久度0%だった。非常に悔しい。